撮影日記番外編 オ−ストリア紀行 6ドナウ河クル−ズ:2000年6月26日 前日の宿泊地トラウン湖畔のグムンデンを出発し,山岳地帯・湖水地帯から次第に離れていく。リンツに近づけば,山の高さは1000mを切る位になる。辺りは田園地帯となり,パッチワ−クの丘陵が美しい。リンツという地名で,モ−ツアルトのシンフォニ−36番のブル−ノ・ワルタ−の名盤に聞きほれていた若い頃を思い出した。行ってみたいところだが,バスはその先のメルクに向かう。 <田園地帯:緑はトウモロコシ> メルクはドナウ河ヴァッハウ渓谷に入り口に位置し,今回のドナウ下りの出発地である。 出発までの間,メルク市内の修道院を見物。 18世紀建設のバロック建築で東ヨ−ロッパ最大と表されるそれは見事な僧院で,雰囲気の明るさや建物の大きさに圧倒される。 <修道院内教会内部> ドナウ下りは, クレムスまでの45km。1時間半の船旅である。川幅は200mはあろうか。クレムスまでのヴァッハウ渓谷は,ドナウ下りの白眉とされているところで,両岸のブドウ畑が,集落や古城や教会を一層惹き立てる景観を作り出す。この流域はオ−ストリヤ・ワイン(主として白)の名産地である。それにしてもこの旅,よくビ−ルとワインを飲んだものだ。この船中でも,白を楽しんだ。 <ドナウ河畔の村> ![]() 船上では団体で乗り込んできた子供達(小学校中学年位か)と仲良しになった。遠足か屋外学習だろう。皆,屈託ない態度で接してくれる。妻は,女の子達に折り紙を披露し,シュ-ベルトの「野ばら」を合唱した。 <折り紙で遊ぶ:妻,写す> <みんな,こっち向いてよ> それにしても,子供達のスナップは難しい。いくらでも撮らせてくれたが,「写真」はない。 表情を掴みきれていないだけでなく,技術的にも反省がある。 移り行く景色を撮るために絞りは f13に設定していたのだが, これでは,くっきりと写る船のデッキや手摺,後ろのテ-ブル等に負けて,子供達の表情が浮びあがってこない場面が生じる。コンティニュアスで撮らなかったことも敗因。 目が閉じられていたり,表情がくずれていたり。 ![]() クレムスで下船したが,子供達も降り,みんなで手を振って 別れの挨拶をした。 <仲良し: この四人連れは,長い間この 姿勢でおしゃべりしていた> back index next |