撮 影 日 記
|
|
| 平成17年4月2日:千葉の枝垂れ桜 殆ど毎年行く長光寺(写真)・妙宣寺。両方のお寺ともまだ少し早く,七分位か。両方とも,メインの樹木が年を追うごとにだんだん小さくなっていく感じがする。毎年枯れた枝を切り落としているようだから,その所為で全体の樹形が小さくなるのだが,それだけでなく幹や枝も細く痩せていくように見える。花の色も,ピンク色が以前より薄れていっているようだ。15年以上も前になるだろうか,この隣り 合う二つのお寺を初めて訪れたときに出会った圧倒的な‘枝垂れ景観’の記憶が蘇ってくるにつけ,桜の栄枯盛衰を見る想いである。この二つの寺の後,栄福寺に廻るのも恒例のルートである。ここはほぼ満開。真っ白の枝垂れが光線の具合や背景の作り方次第で,豪華絢爛の枝垂れになり,優美でたおやかな枝垂れにもなる。この木は,長光寺・妙宣寺のそれと比べて若いのだろうか,いつも生き生きとした表情を見せてくれる。ラッキーなことに何時も満開かそれに近い状態のときにここを訪れているのだが,そのことも,花の印象をよくしているのだろう。 平成17年4月7日:茂原市・茂原公園 ![]() 県内の桜の名所のひとつとされているここは,意外に若い桜が多く,新興の公園という感じ。切られた古木も何本か見かけたので,樹木を新旧交代させている段階かもしれない。ものすごい南風が吹きまくり,カメラを構えるのに一苦労する。夕方のテレビで,瞬間風速25メートルといっていた。 ・・・写真の赤い橋,ちょっとやり過ぎの感がありませんか。 平成17年4月9日:東京都・新宿御苑・・・・キヤノンにもの申す 所属するクラブの研修会。今年は,デジカメの液晶モニタを使い,露出の具合によって変わっていく色合いの勉強および構図の確認,さらにヒストグラムで色や明るさの分布状況を確認するなど,デジカメならではの技術を駆使して写真の技術を磨こうというのが狙い。我々世代が中心メンバーであるカメラ・クラブにもデジタル・ブームが襲ってきた。デジカメをお持ちでない方のために,キヤノンからデジカメ10台を借りる。講師による説明あり。 ところで,キヤノンは銀塩からの訣別を昨今の製品動向で暗示(むしろ明示!)しているが,あろうことか,我々クラブ会員にも, 世の中のキヤノン・デジカメ関連製品普及の一翼を担わせようとしているのである。・・・・つまり,つぎのようなことである。従来,キヤノンから各地のクラブには,撮影会などのクラブ活動に援助金が支給*されていたが,今年から,活動内容が優れたものにしか援助金は出さないという。その優れた内容とは,デジタルに関する活動で,それが‘世間のデジタル普及を促す’という趣旨を持っている限りにおいてである。従って,クラブ員がデジタル技術の習得・向上をしようとして企画する勉強会は,それは既にキヤノン製品を使っている人の活動であって,これから‘世間のデジタル普及を促す’という趣旨には沿っていないので,‘優れた’活動とは言えず援助金支払いとはならない,というのである。 昨年までの目玉であった一泊撮影会は,歯牙にもかけられない。こうして,銀塩カ メラ関連で今までにウン十万円以上(恐らく多い人は数百万,少ない人でも100万円近い)を支出し,‘キヤノンのカメラ・レンズ’の売上拡大に貢献してきた我々キヤノン党の者たちに,活動援助金支給の対象選別という手段を通して,デジタルの宣伝を担う活動を強要し,銀塩離れの強制をしているのである。おぞましいメーカー論理のごり押しである。トップ・メーカーのこの傲慢さ!*因みに,クラブ会員は,年8,000円!の会費を支払っている。 午前中一番に総理大臣主催の「桜を見る会」が開かれており,一般入場は10時半から。こういうごり押しにも腹が立つ。通常9時開門であれば,9時までにこのような個人的な催しは済ませて欲しい。今日の10時半開園をここに来た人たちの何割が知っていたのか,総理や取り巻きの人たちはそんなことを考えたことがあるのか。 桜は満開。人も満杯。写真は出来も枚数もそこそこ。 撮影日記ではなくなったな! 「キヤノンに・・・・」のような内容は,ブログでやるべき内容かな,などと考えている。 (5月29日,若干の加筆) back index next |