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スイス・アルプス紀行
霧の中をうろうろのフィルスト:2002年7月14日
−ベルナ−・オ−バ−ラント−
今日の予定のフィルストからバッハアルプゼ−に向うというハイキングコ−スは,私にとっては期待の大きい今回の旅の目玉の一つ。湖とヴェッタ−ホルン,シュレックホルンの絡みを撮ることが出来るという泣かせてくれるところ。道中の景色も素晴らしいといわれる。
だが,天候は昨日と同じで,霧と厚い雲。加えてこの足では,上りの行きはなんとかなるだろうが,帰りの下りは駄目。「皆さん,行ったってなんにも見えないよ!」と呪いの言葉を呟きながら,一人でそこらを動き回った。
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谷間を下る小川が緑を縫う。
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忽然と霧が立つ絶壁
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プリムラ科に属するピンクの花
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これが最後のベルナ−・オ−バ−ラント ??!!
フィルスト駅から見下ろす |
霧が,お花畑を潤いのある光景にしてくれている。
風に流される霧の間から,時折百メ−トル位落ち込んだ緑の谷が視界に入る。蛇行しながら流れ下る小川が美しい。
断崖絶壁の際にある小道に立っているらしい。7〜8m先の草原側は視界が開け,草原が崖に落ち込んだその場所から,突然に白の世界に変化する。左の草原から吹いてきた風が,絶壁から右の空間に吹き降りた途端に,霧が発生しているのである。不思議な現象を目の当たりにして,佇むことしばし。どんな写真になっているのだろうか。
フィルストでの昼食後はメンリッヒェンに向う予定であった。一度街まで戻り,たとえタクシ−に乗ってでもグルント(歩けば7,8分)に辿りつき,あとはロ−プウエイでメンリッヒェン展望台にいって,ベルナ−・オ−バ−ラント三山を眺める,というのが,昨夜立てた計画だった。足が本格的にやられかもしれない恐怖も走ったが,30年前の通勤時の語るも涙の痛さを我慢した頑張りを思い出し,担架搬送にまではならないだろうと決断したのだった。
しかし,この天候。行っても,真っ白の世界に立ち尽くすばかりであるのは,分かりきっている。かくして,この計画も断念。
なんと言うグリンデルワルト!
土産物屋で‘swatch’を買った。いまどき珍しいAutomaticである。お陰でいつも時計をはめている状態が続いている。煩わしい。
写真のペ−ジ:スイス・アルプス
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