スイス・アルプス紀行

首都・ベルン:2002年7月15日〜16日


 15日,世界遺産・首都ベルンへ。
大聖堂が白い空に聳える
  
       家並みの妙
    
メインストリ−ト
16日に日射しが入った
 ア−レ川に巻き込まれたかのような土地に築かれた旧市街の家並みが美しい。以前に来た時は,大聖堂の尖塔まで登って,見事な家並みを見下ろしたものだったが,この階段は350段位あるそうだから,今回はそんな無茶は出来ない。足を引きずり,旧市街を撮って回った。町並み・建物の構成美の魅力も,光がないため,写真ではメリハリのないべったりした写真になるだろうが,これも思い出だと割り切った。
 
 




 16日朝6時頃。町並みの遥か彼方に雪を頂いた山の連なりが光っていた。ベルナ−・オ−バ−ラントである。今日になって,山は機嫌を取り戻したようである。コンチクショウ!と唸ったものの,担架搬送にしてくれなくてアリガトウという,苦渋に満ちた感謝の呟きが出るのも,かなり本音の部分である。
 午前中,ベルン市美術館。時間も少ないし,歩く距離も短くしたい。パウル・クレ−の部屋だけを覗く。料金5Sfr。常設展全部を観賞すると7Sfrだから割高とは思うが,このような選択が出来る制度が嬉しい。この前来たときの建物や展示室の印象が全く戻らない。初めて訪問した場所のような感じである。記憶力の弱さに我ながら情けない。
 展示室はクレ−の生活や作風の変化を追う形で作られている。



ベルン市美術館・クレ−室のパンフレット
記念の写真がないものだから・・・・・
 英語の簡単な説明書をチラチラと覗きながら歩いていく。
 特に,点描画法の部屋の「ポリフォニ−」「パルナッソス山へ」は印象が強い。前者にはクレ−の音楽を見たが,後者の哲学的意図は,ギリシャ神話の素養のない私には理解できない。これもクレ−の対位法なのだろうか。
 いつも思うだが,絵に限らず山のことでも土産物のことでも事前の勉強がないので,猫に小判の無駄な経験ばかりして帰ってくることになる。ここでも,そうだった。
 
 午後,チュ−リッヒ空港から帰途につく。成田直通なのは,ありがたい。
 
                 写真のペ−ジ:スイス・アルプス

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