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スイス・アルプス紀行 U
ベルナー・オーバーラントへ移動:2004年7月3日
5時半,今朝もモンブラン山群は朝焼け。淡いピン クに染まった雪山が,一気に眠気を吹き飛ばした。
今日は,鉄道を乗り継ぎベルナー・オーバーラントに向けて移動する。休憩はレマン湖東端に位置するモントルーで。ここは,景観の素晴らしさで知られるリゾート地であるが,ジャズ系の音楽ファンには「Montreux
Jazz Festival」の場所としての方が有名だろう。昨日の2日からフェスティバルは始まっているらしいが,鉄道のモントルー駅前
モントルーの近く シオン城 (車中より)
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と湖畔の小さな公園をぶらついた限りでは,それらしい熱気は感じられない。どこかで「垂れ幕」を見たような気がするが,ああそうだったか,という程度の感じしかしない。何かこういったことに対する感度が鈍ってきている。
モントルーからインターラーケンまで,パノラマ特急1等車両の乗車。窓の開閉が出来ず,沿線のいい光景を撮ろうにも窓への映りこみをCPLは完全に除去することが出来ない。しかし他にやることもなく,ネムイ写真となるのを覚悟で,量産を続ける。
パノラマ特急 窓越しに後ろを
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トイレに行って驚いた。下は丸見えのスッポンポンで,穴から疾走する地面がみえる。わが国も昔はそうだったのだと懐かしくなる面もあるが,仰天したというほうがやはり正しい。このスイスの‘売り’であろうパノラマ特急の全車両が,同じような‘垂れ流し方式’なんだろうか。
私はこの一両だけの‘特別サービス’だと思っている。何せ,世界に冠たる観光立国スイスの1等車両であるから。
鉄道を乗り換えること,既に3回。4回目:インターラーケン→5回目:ラウターブルンネン→クライネ・シャイデックと上っていく登山電車からの景色は,
左:アイガー ほぼ中央:頂きに雲のメンヒ
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見事であった。まず,ユングフラウが最初に顔を出すが,やがてラウターブルンネン谷の奥(南側)正面にはラウターブルンネン・ブライトホルン,チンゲルホルンなどが聳え立ち,谷の左奥(西側)にはシルトホルンも垣間見えて,やがてメンヒ,アイガーとも対面する。夕方5時半から7時くらいまでの間に,この辺りから望むことが出来る著名や山は,殆ど見えたのではなかろうか。
天気晴朗なれど雲多しの願ってもない好条件下で,ベルナー・オーバーラントは私たちを迎え入れてくれた。一昨年のここは,悪天候続きであった。加えて膝の痛みにあえいでもいた。この地の山々をいい天候状態といい体調の下で眺めたいというのが,今回の旅の動機であったから,明日からの天候が少々崩れたとしても,今日のこの風景を楽しんだのだから,良しとするか。
クライネ・シャイデックの山岳ホテル シャイデック・ホテルに泊まる。シャワーなしで古色蒼然としたバス・タブのみ。使わず。
写真集スイス・アルプス U
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